ネトフリ主演で「松岡茉優」復活なるか…地上波が手を出しづらい“美容整形”の光と闇に迫るドラマ「ダウンタイム」 美容外科監修は“超有名クリニック”が担当
ひとり円熟の芸域に…
もともと松岡は、当時3歳だった妹が子役としてスカウトされたのをきっかけに芸能界入り。08年にテレビ東京系の子ども向けバラエティー番組「おはスタ」に「おはガール」として出演し、本格的に芸能界デビューを果たした。
13年、のん(当時は能年玲奈、33)が主演したNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」にて、劇中のアイドルグループのメンバー役を演じた。
「当時、のんさんは芝居はしっかりこなせるのですが、それ以外はおどおどしていて、あまり人を寄せ付けないような感じだったそうです。それに対して松岡さんは、おじさんたちとも気さくに会話を交わし、スタッフの間では『きっと、あの子は大物になる』と話題になっていたとか」(当時を知るNHK職員)
15年にフジテレビ系ドラマ「She」で連続ドラマ初主演。16年の「真田丸」で、NHK大河ドラマ初出演。堺雅人(52)演じる主人公・真田信繁の正室・春役を演じた。
17年公開の「勝手にふるえてろ」で映画初主演、「第42回日本アカデミー賞」の優秀主演女優賞を受賞した。そして是枝裕和監督(64)作品の「万引き家族」(18年)などで「第61回ブルーリボン賞」の助演女優賞などを受賞している。
「若いのに俳優としての“引き出し”が多く、多くの女性俳優さんがあまり受け付けない大胆な肌の露出もOK。映画で実績を重ねるにつれ、地上波の連ドラオファーも増えていきました。ブレーク前に出演した映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(15年)の瀬々敬久監督(66)は、松岡さんのキャスティングについてメディアへのコメントで、《小津安二郎の映画の中の杉村春子》にたとえ、《若い出演者が多いなかで、ただひとり円熟の芸域に達していると言ってもよいのが松岡さんでした》と、演技力を高く評価するほどでした」(映画業界関係者)
さらに松岡といえば、芸能界では俳優の伊藤沙莉(32)がプライベートでも親友として知られ、本人役で主演したテレ東系のドラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」(16年)では共演している。
当時、俳優としての勢いは圧倒的に松岡の方が上回っていた。しかしその後、伊藤はコツコツと出演作で結果を積み重ね、いずれもネトフリの「全裸監督」シリーズ、来年1月には劇場版が公開されるNHKの朝ドラ「虎に翼」で主演を務め、脇役で出演した「地獄に堕ちるわよ」でも好演。10月、人気スポーツイベントとして定着している「箱根駅伝」を題材にした日テレ系ドラマ「俺たちの箱根駅伝」にも主要キャストとして出演する。
「若くして急成長した松岡さんは一時期、飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが、いつの間にかジワジワ成長した伊藤さんが追い抜くような形になってしまいました。その後、担任するクラスの生徒たちの中に、自分を突き落とした容疑者がいる可能性があるという衝撃的な内容の日テレ主演ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(23年)に勝負をかけていたようですが、全10話の平均世帯視聴率は5.9%でした」(先の記者)
24年6月、松岡は交際していたアイドルグループ・Hey! Say! JUMPの有岡大貴との結婚を発表。昨年3月には、長年所属していた事務所を退所し、上野樹里(40)、「ダウンタイム」でも共演する仲里依紗(36)、水川あさみ(43)らがエージェント契約する事務所と同契約を結んでいる。
豪華なキャストが…
公私ともに環境が大きく変わって臨んだ「ダウンタイム」。公表されている松岡以外のキャストは、文をスカウトするカリスマ美容外科医・遠山凜役を仲。凜が院長を務める遠山クリニック副院長・小宮ルイを間宮祥太朗(33)、やり手の看護チーフ・轟菜々実役を田中みな実(39)、文の母でスナックを営む沼田妙子役を永作博美(55)、凜の父で“神の手と言われる”美容整形業界で絶大な力を持つ遠山新役を渡部篤郎(58)。
ほかに、お笑いコンビ・中川家の礼二(54)、シシド・カフカ(41)、城田優(40)、泉里香(37)、「地獄に堕ちるわよ」にも出演した田村健太郎(39)、野呂佳代(42)、風間俊介(43)、木村拓哉(53)と工藤静香(56)の次女でモデル・女優のKoki,(23)、研ナオコ(73)らが名を連ねている。
「松岡さんの役と仲さんの役は、美と医療に対するそれぞれの価値観と信念をぶつけ合い、激しく対立します。また終盤では松岡さん演じる役が、衝撃的な姿を披露しています。ただ、作品の内容的に、なかなかテレビでの番宣はできず、男女や幅広い世代が見ても楽しめた『地獄に堕ちるわよ』や『ガス人間』とは違い、女性の視聴者がひかれるようなストーリー。それでもネットでバズれば、一気に話題になりそうなだけに、今作がヒットするかどうかが、松岡さんの俳優としての正念場になりそうです」(同前)




