「20代の色白美女が中年男性とホテルに…」 壁の隙間にまるで“商品”のように並び… 4割がホストに貢いでいるという「立ちんぼ」のリアル

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世界に知られる“TACHINBO(立ちんぼ)”

 嬌声と怒声と叫び声、ビートの利いた音楽が溢れ出る新宿・歌舞伎町の中心部を通り抜けてその一角にたどり着くと、すぐ近くのバッティングセンターの打球音が響くばかりで、なぜか静寂すら感じてしまう。

 ***

 決して人がいないわけではない。ざっと見ただけでも数十人。ただ、そこにとどまる者は一様に無口で、女たちは所在無げにスマホをいじり、男たちはそんな女たちを眺めながら、時おり近づき人差し指の後に中指を立てて、

「1? 2?」

 女が首を横に振ると男はまた別の女の方へと……。

 いまや、世界に知られる“TACHINBO(立ちんぼ)”と、それを買う男たち。歌舞伎町のホテル街の夜の“日常”である。

20歳前後の色白の女性と、中年男がホテルへ……

 売る行為と買う行為の双方を禁じるが、それ自体に罰則はない。処罰の対象は、あくまでも公衆の目に触れる場所での勧誘など「売る側」の行為で、「買う側」には罰則がない。

 これが1956年に制定された「売春防止法」の実態だ。結果として今、何が起こっているのか……。

 ある夜の歌舞伎町、ホテル街に足を運んでみると、まるで何かの巣穴のような、壁の隙間ごとに女が立ち、それを男たちが品定めしては声をかける光景が見られた。

 近づくとこんな会話が聞こえてきた。

男「ホ(テル代)別で1万5000でどぉ?」

女「そういう設定してない」

男「2万からって感じ?」

女「いいよ」

 ただ立っているだけで、“勧誘”はしていないというタテツケなのだろう。おそらくは20歳前後。色白の女性と、50がらみのくたびれたTシャツの男はホテルに入り、1時間もしないうちに出てきた。女の子は少し離れた場所に再び立ち、スマホをいじり始めた。

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