「亡くなる6週間前までアトリエを備えた病室で…」 草間彌生さんの「命懸け」の創作人生 80歳を超えて増した創作力
物故者を取り上げてその生涯を振り返るコラム「墓碑銘」は、開始から半世紀となる週刊新潮の超長期連載。今回は8月14日、97歳で逝去した芸術家・草間彌生さんについて取り上げる。
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草間彌生さんが日本で創作活動の拠点にしていたのは東京都新宿区だ。といっても高層ビルが林立する場ではなく、どこか下町風情の漂う穏やかな地域である。ここで文字通り寝食を忘れるほど創作に没頭した。
草間さんといえば、水玉や網目で埋め尽くされた絵画やカボチャのオブジェがすぐに浮かぶだろう。...

