サーモンと桃、カツオにブルーベリー…水産のプロが太鼓判を押す“魚とフルーツ”という斬新すぎるマリアージュ

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フルーツカルパッチョも

「ビビッドガーデン」(東京)が運営する産直サイト「食べチョク」では、魚の生産者が自慢の魚介をPRするだけでなく、それぞれの食べ方についても紹介している。

 食べチョクに出品している鹿児島県垂水市の養殖業者は、「ブリとグレープフルーツの冷製パスタ」の詳しいレシピを掲載。熊本県の養殖業者「ふく成」は、「マダイのフルーツカルパッチョ」とうたい、イチゴを載せた色鮮やかな料理を写真付きで掲載し、話題となっている。

 若者を中心とした魚離れが指摘され、水産物の消費は縮小傾向にあるが、「魚とフルーツをうまく合わせた料理の提案により、新しさと見た目の華やかさを演出し、魚食拡大へのきっかけにつながれば」(魚市場関係者)と期待が高まっている。

 暑さもピークを過ぎたが、今後も残暑が厳しい日は少なくない。そんな時期にこそ、海の幸と清涼感いっぱいのフルーツとのコラボをぜひ試してほしい。ミスマッチと思われがちな2種をうまく結び付け、見た目の「映え」度がアップすれば、意外なヒット商品が誕生するかもしれない。

川本大吾(かわもと・だいご)
時事通信社水産部長。1967年、東京生まれ。専修大学を卒業後、91年に時事通信社に入社。長年にわたって、水産部で旧築地市場、豊洲市場の取引を取材し続けている。著書に『ルポ ザ・築地』(時事通信社)。『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』(文藝春秋)。最新刊に『国産の魚はどこへ消えたか?』(講談社+α新書)がある。

デイリー新潮編集部

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