大谷翔平に「2028年問題」 2度のトミー・ジョン手術、投手としての限界は2年後? 二刀流を続けられるのか

スポーツ 野球

  • ブックマーク

3回目の手術を受けた投手は4人しかいない

 スポーツライターの友成那智氏が言う。

「MLBで過去に2回のトミー・ジョン手術を受けた投手は、70人以上います。しかし、3回受けた投手となると4人しかいません。そのうち、例えばジョニー・ベンタースというリリーフ投手は、奇蹟的な回復を見せたものの、実質的な現役復帰はわずか1年だけ。日の目を見ることすらできない選手もいました」

 つまり、3回目の手術が必要となった時点で、投手生命は“終わったに等しい”と言っても過言ではない。実際、大谷自身もこれまでに「3回目の手術はない」と明言している。2度の手術をした時点で、逃れられない“時限爆弾”を抱えてしまったも同然なのである。

打者に専念すれば成績向上も

 もっとも大谷は二刀流のうち、投手の線が断たれても、もう一本の、打者としての“刀”がある。

「全神経を打者に集中できるようになる分、より一層ハイレベルの打撃成績を残せる可能性が高いと思います。打率も上がるだろうし、本塁打数も増えるでしょう」(友成氏)

 とはいえ、二刀流が見られなくなるとしたら……。やはりそれは残念というほかない。

週刊新潮 2026年9月10日号掲載

ワイド特集「悲愴」より

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

あなたの情報がスクープに!

  • ブックマーク

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。