「明らかにオーバーウエイト」…「浅野翔吾」が右膝手術で今季絶望 「根尾昂」と重なる伸び悩みの要因とは 来季は“育成契約から再スタート”の可能性も

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同学年の大卒がプロ入りへ

 この話と重なるのが中日の根尾昂だ。内野手から外野手、投手とポジションが変わり、球団の育成方針にビジョンが見えないとの指摘も出ていたが、当時の打撃コーチは「伸び悩みの原因は根尾自身にもあります。教えた形で打てないと、フォームが変わってしまう。無意識かもしれませんが、自分で調整すれば打てるというプライドがあるのかなと。球界を代表する強打者も若手の時はコツコツと反復練習を繰り返して、打撃の土台を作っていた。根尾はこの作業を継続できなかったことが、野手として大成できなかった要因だった」と振り返る。

 浅野はリハビリからの復帰を目指す状況で、今オフに育成契約に切り替わる可能性が考えられる。その大きな理由が、FAの人的補償で流出を避けるためだ。今年は広島の床田寛樹、坂倉将吾が国内FA権を取得。巨人も獲得を検討する可能性がある。23年から3年連続規定投球回をクリアし、2度の2ケタ勝利をマークした実績を持つ床田は先発陣の厚みを増すために魅力的な投手だ。今年は4番に座る坂倉も卓越したバットコントロールとパンチ力に定評があり、定位置が固定できない三塁の補強ポイントに合致する。

「他球団の選手をFAで獲得した場合、新人と外国人選手をのぞいて28人をプロテクトできますが、ベテラン、若手成長株を全員カバーするのは厳しい。そこで、抜け道として活用されているのが育成契約です。ケガでリハビリ中の選手は完治するまで育成契約を結ぶ形にすれば、人的補償で流出する不安がない。この手法には批判的な見方が少なくないですが、浅野は1軍復帰のメドが立つまでは育成契約に切り替えることになるのでは。本人は辛いかもしれませんがここからはい上がれるか。若手が台頭してきている中で、浅野はいつまでもチャンスを与えられるわけではないので危機感を持たないと」(巨人を取材するテレビ関係者)

 浅野はドラフト1位で巨人と阪神が競合し、抽選で縁がなかった阪神が森下翔太を「外れ1位」で指名したのは有名なエピソードだ。大卒と高卒の違いがあるとはいえ、森下は球界を代表する強打者に飛躍し、今年は打撃3部門でトップの佐藤輝明を追いかけている。来年は浅野と同学年の大卒ルーキーがプロの世界に入ってくる。プロで過ごした4年間を成長の糧にできるか。来季に向けての戦いは、すでに始まっている。

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