メッツ「千賀滉大」がサヨナラ被弾で“0勝9敗” リリーフ転向も光明が見えない現実…昨年6月12日から「勝ち星ナシ」でチームも崖っぷち
クローザー失格?
“クローザー”千賀滉大(33)が、現地時間8月23日のシカゴ・ホワイトソックス戦でサヨナラホームランを浴び、敗戦投手になった。
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同点で迎えた9回裏、千賀の投じた96マイル(約154.5キロ)のフォーシームはセンターバックスクリーン脇のフェンス上部を跳ねて、そのままスタンドに消えた。千賀は呆然とした表情で打球の消えた方向を見つめていたが、MLB公式サイトのニュースは追い討ちを掛けるように、
「本日午後、メッツは千賀をテストした。クローザーとしてはよくあることだが、2日連続登板は彼の(メジャーリーグでの)キャリアでは初めてのこと。結果はサヨナラ本塁打だった」
と、“クローザー失格”を告げていた。
「千賀はこれで9敗目。この時点でのトータル成績は0勝9敗、防御率は7.79です」(現地記者)
苦しいシーズンになっていることは間違いない。しかし、前日の同カードで9回裏を零封したときは、米ニューヨークの野球メディア「Rising Apple」は「なぜ、もっと早く決断しなかったんだ?」と千賀を称賛していた。
千賀は福岡ソフトバンクホークス時代にもリリーバーを経験している。1球の怖さも分かっているはずだ。気持ちを切り替えて次に臨むしか道はないが、リリーフへの配置換えには、彼の置かれた苦しい立場も窺えた。
「千賀にとってリリーフ転向は、決して本意ではなかったようです」(前出・同)
リリーフ転向が決まったのは、8月に入ってから。当初は中継ぎで、8月10日のアトランタ・ブレーブス戦からクローザーを任された。ホワイトソックス戦で負けが付くまでのクローザー登板5試合の防御率は1.80だった。
「辛辣」で知られるニューヨークメディアも、千賀のクローザー適性を認めていたが、負け投手となった日の前日登板である22日の試合後、千賀は「自身のリリーフ登板」について、こう語っていた。
「それ(先発へのこだわり)がなくなってしまったら、もう戻れないというか、なかなか難しいものになってしまう。自分の灯を絶やさないようにしたいと思います」
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