衆参に13人の議員を送り込む「令和政経義塾」は何がすごい? 「ワシントンDCから参加するツワモノも」「受講料は運営元が負担」

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「合格者は官僚から元プロレスラーまで」

 開講は例年9月。年間40回にわたる講義は、毎週木曜日の夜に行われている。

「かつて、講師には岸田文雄元首相をはじめとする首相経験者や元事務次官も名を連ねていました。一方で塾生には、オンラインで米国ワシントンDCから参加するツワモノもいるとか」(前出のデスク)

 昨年7月には1期生39人が卒業した。今年は51人の2期生が巣立ち、53人が3期生に合格している。

「合格者の経歴は官僚や弁護士、起業家、会社員から元プロレスラーまで多種多様です。およそ3割を女性が占めているそうです」(同)

 塾長の糸川氏に塾の特色を尋ねると、こんな回答が。

「経済的な理由で志を諦めることがないよう、受講料はすべて運営元が負担しています。全寮制の松下政経塾とは異なり、通学制なので、働きながら政治の実際を学ぶことができます」

 共同創設者の一人で、投資ファンド・ミダスキャピタルの代表パートナーである吉村英毅氏は、設立の趣旨を次のように説明する。

「長期的視野を持ち、全体最適解を志向し、グローバルに活躍できる人材を育てたい。それとともに、超党派の議員コミュニティーをつくりたいと考えています」

 さる与党幹部が言う。

「開塾から46年になる松下政経塾でも、いまだ“政治家の促成栽培所”“社会性に乏しいエリート集団”など批判の声は少なくない。それくらい、政治家を育てることは難しいんです」

 塾の評価は、ひとえに卒業生の働きぶりで決まることをお忘れなく……。

週刊新潮 2026年8月27日号掲載

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