劇場版「TOKYO MER」公開延期“映画館難民”が続出…夏休みの上映スケジュールに“中高年が見たい作品”がほぼない問題
アニメが大半
「TOKYO MER」の配給元である東宝のお膝元、東京・日比谷のTOHOシネマズの8月14日からの上映スケジュールを調べてみると、主な作品は以下の通り。
「ミニオンズ&モンスターズ」(吹き替え、IMAXレーザーなども含む、以下同じ)
「トイ・ストーリー5」
「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」
「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」
「モアナと伝説の海」
「ブルーロック」
「Michael/マイケル」
「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」
「キングダム 魂の決戦」
人気の洋画シリーズの最新作か、アニメ映画が大半を占めている。
それもあってか、8月7~9日の「国内映画ランキング」(興行通信社調べ)は、1位から10位までのうち、9作品を前述の作品が占め、それ以外でランクインしたのは、福原遥(27)主演の大ヒット映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(23年)の続編にして完結編の「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」(松竹配給)が初登場で4位に入ったのみだった。
「『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』のキャストは、福原さん以下、細田佳央太(24)、出口夏希(24)ら若いキャスト陣が多く、観客層は若い男女が中心です」(同前)
9月になれば…
9月4日には、SixTONESの松村北斗(31)と今田美桜(29)がダブる主演を務める「白鳥とコウモリ」が公開。同作は、先ごろ大腸がんのため68歳で死去した東野圭吾さんの長編小説を映画化。解決したはずの殺人事件の容疑者の息子と被害者の娘が手を組み、事件の真相を追う姿を描き出すミステリー作品だ。
そして、「踊る」の最新作と同じ9月18日には、ミステリー界の巨匠・横溝正史の代表作のひとつで過去にも数多く映画・ドラマ化された「八つ墓村」が公開される。同作は、ジャパニーズホラーの金字塔「呪怨」シリーズの清水崇監督(54)がメガホンを取り、これまで数々の名優たちが演じた金田一耕助を、歌舞伎俳優の尾上松也(41)が演じる。
「映画館に足を運ぶ理由は、話題作だけではありません。思わぬ拾い物に出会えるのも映画館の醍醐味でしょう。ただ、『TOKYO MER』を楽しみにしていた観客にとって、夏休み最後の大型作品がぽっかり抜け落ちた影響は小さくありません。『これは絶対に映画館で見たい』と思わせる作品が現れるまで、しばらく映画館難民が増えそうです(先の記者)




