まさかの「VIVANT」超えも…「俳優、脚本、演出、すべて一流」と断トツ評価 「蒼井優」主演“不倫疑惑”ドラマの魅力とは

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芸達者揃い

「まず主演の蒼井優。彼女は2006年公開の映画『フラガール』で松雪泰子とW主演し、主演賞と助演賞を総なめにした“銀幕のスター”です。そんな彼女が民放の連ドラは18年ぶり、さらにTBSのドラマでは初主演という意外性もあり、興味度はグンと上がります。彼女の夫役は松山ケンイチ(41)で、彼も演技力には定評があり、どちらも見事に自然な夫婦役を演じていました」

 ドラマにはもうひと組の夫婦が登場する。

「夏帆(35)と中島歩です。夏帆もまた映画やドラマの各賞を受賞する実力者。一方の中島は、2014年のNHKの朝ドラ『花子とアン』で初レギュラーをつかんだものの、その後は下積みが続きました。25年の朝ドラ『あんぱん』で今田美桜が演じるヒロインの最初の夫役を演じて“今まであまり見なかったイケメン"と話題になり、それがきっかけとなり主要な役が相次ぐようになりました。さらに、夏帆との夫婦役はこれが3度目ということもあり、息の合った夫婦役を演じていました」

 どちらの夫婦も“演じていた”と過去形なのにはワケがある。

鳥肌が立つ脚本

「松山と夏帆は初回、乗り合わせたバスの交通事故で亡くなってしまうのです。そして遺された蒼井と中島は、なぜ2人が同じバスに乗っていたのか真相を探ろうとするのです」

 そんな脚本を書いたのは、2022年10月期の「silent」(フジテレビ)で一躍注目を浴びた生方美久だ。

「彼女はフジテレビのヤングシナリオ大賞を受賞し、初めて連ドラの脚本を手がけたのが川口春奈・主演の『silent』。TVerなど数々の配信記録を更新し、一大ブームとなりました。彼女がフジ以外の作品を手がけるのは初めてです。TBSが粘り強く口説いたのでしょう。初回のラストで、中島が口にする『あなたの夫、僕の妻と不倫していましたよ』のセリフには鳥肌が立ちました」

 さらに、演出陣も凝っている。

「土井裕泰さんは『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』『逃げるは恥だが役に立つ』『カルテット』などTBSで数々のヒット作を手がけた手練れ。フリーの塚本連平さんも『ドラゴン桜』(TBS)や『時効警察』(テレ朝)、『舟を編む~私、辞書つくります~』(NHK)などを手がけたヒットメーカーです。脇役にはリリー・フランキー(62)や伊武雅刀(77)などもおり、今後、何をしてくるかも気になります。演技派として定評のある出演陣、駆け出しながら早くもヒット作を生み出した注目の脚本家、そして数々の名作を手掛けた一流の演出家たちが手を組んだドラマは、久々に次回どうなるのか見たいと思わせる作品になっています」

 当たるべくして当たっているというわけだ。はたして「VIVANT」はこの勢いに待ったをかけることができるのか。

「『VIVANT』の福澤克雄監督はパワハラ騒動でミソをつけましたからね。ひょっとしたら『Tシャツが乾くまで』の独走もあり得るかもしれません」

デイリー新潮編集部

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