「ゾンビたばこ」の”証拠写真”流出でついに広島・矢野が2軍降格 球団が静観できなくなった理由

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実質ペナルティでは

 つまり、鈴木氏の説明は松田元(はじめ)オーナーと松田一宏オーナー代行の意を受けてのものだったということになる。

「鈴木氏はペナルティではないと言っていましたが、それも気になりました。矢野が練習は継続できてもしばらく2軍の試合にも出場できないのであれば実質的にペナルティ(謹慎処分)ではないかと言われても仕方ありません。矢野は違法薬物の使用などで逮捕・起訴されたわけではないですし、FLASHの写真が違法行為の証拠にもなりません。球団ができることは限られています。法的には疑わしきは罰せずが原則なのは当然です。それでも当初はノーコメントだったのに、“ペナルティではないが実質ペナルティ”というように対応が一転したのはファンの声をより重く見た、軽視できないと判断するに至ったということでしょう。プロ野球はエンタメであり人気商売。ファンとの信頼関係は一丁目一番地ですから」(同)

 新井貴浩監督は一連の騒動について「たくさんの方にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳なく思っています」と謝罪した。

違法な付き合いなどは何も

 丸刈りスタイルの矢野も取材対応し、「監督は何にも悪くないのに本当に申し訳ないです。もちろん、ファンの皆さま、そして関係者の皆さまに多大なるご心配をおかけし、大変申し訳なく思っています」」「違法な付き合いなどは何もありませんが、今後はこういう方々とは一切かかわらないようにしていきます」などと語った。

 デスク氏は若干指摘しづらいとしつつもこんなふうに言及する。

「写真に映る売人の顔色などを含めた人相がいかにも売人っぽいというか、ダーティーな印象を与えているように個人的には感じました。それも球団の判断に関係したかについて関係者にただしたところ苦笑いしていましたが……。いずれにせよ球団は十字架を背負った印象です。矢野のみならず小園・田村も含めて今後、どう対応するのかについて、ファンに折に触れて説明・対話を継続することが少なくとも今シーズンいっぱいは求められるでしょう」(同)

謝罪を続ける監督

“本業”であるプレーのほうでも、あまり良い話がない。

 阪神とのホーム3連戦に負け越した19日、投手のハーンが内野手の大山の腹部付近に死球を当て両軍が本塁付近に集まって警告試合となったことについて新井監督は「本当に申し訳ないという言葉しか出て来ないというか……。その後、大山君がプレーしてくれたので、そこはホッとしました」と謝罪。ハーンは前日、内野手の佐藤輝の身体をかすめる直球を投げ込み一触即発となっていた。

 さらにその前日には投手の島内の直球が抜けて外野手の前川の背中を直撃。前川は骨折と診断されたが、その際にも「(広島の投手が投じた球での骨折は)近本君に続いて2人目なので、本当に申し訳ないと思っています」と新井監督はコメント。まさに泣きっ面に蜂といった態だ。グラウンドの内外の事で謝罪が重なっている点については「さすがに気の毒」との声は少なくない。

デイリー新潮編集部

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