「大金を用意するより、日本人と結婚した方が早い」 中国人女性が明かす「偽装結婚」衝撃の実態 「昔は男との行為も条件だったりしたけど…」

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「昔の偽装結婚は男との行為も条件だったりしたけど……」

 女性がひととおり話し終えると、陳さんは「男性の家で一緒に住む必要はないのか?」と質問。しかし女性は「その必要は全くない」と断言した。

「配偶者ビザの審査の際に要求されることがある『交際中の写真』をあらかじめ撮っておく必要があるのと、面接のために現地の入管に出向かないといけないこともあるけど、基本的に今のままの生活ができる。昔の偽装結婚は男との行為も条件だったりしたけど、今は違うから安心して。相手は大体おじいちゃんだし」

 しかし入管は偽装結婚への対策として、抜き打ちによる訪問調査も行っているはずだ。陳さんはそのこともぶつけたが、女性は「没問題(メイウェンティ)(問題ない)」と一蹴するだけだった。

「たしかに入管が調査に来ることもあるけど、一緒に生活しているかどうかを形式的に見に来るだけ。相手の男性の部屋に女物の服とかを置いて、一緒に生活しているように見せかければいいの。私が世話した50件の結婚で、入管の調査で偽装結婚がバレたことは一度もないわ」

 最後に、偽装結婚の相手となる日本人男性は、どういういきさつでこの業者にたどり着いたか聞いてみた。しかし、「お金が欲しい人たちで、本当の妻が欲しいわけではない。彼らにとってあなたは雇用主みたいなもの」と答えるだけで、多くを語らなかった……。

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奥窪優木(おくくぼゆうき)
ライター。1980年生まれ。上智大学経済学部卒業。ニューヨーク市立大学を中退して現地邦字紙記者に。中国在住を経て帰国し、日本の裏社会事情などを取材。著書に『転売ヤー 闇の経済学』『ルポ 新型コロナ詐欺』などがある。

週刊新潮 2026年7月9日号掲載

特集「婚活パーティーで日本人と…中国人『偽装結婚』驚くべき実態」より

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