滝川クリステルによる警察の“私的利用”? 「盗聴器が仕掛けられているかも」と通報し… 「“大臣の妻だから警察を動かせる”という認識なら、庶民感覚からかけ離れている」

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「“大臣の妻だからいつでも警察を動かせる”という認識でいるのなら……」

 しかし、この回答は後付けの理屈にも聞こえる。

 甲南大学名誉教授の園田寿氏の見解はこうだ。

「日本にはそもそも『盗聴罪』という犯罪は存在しません。“盗聴の不安があるから調べてほしい”と警察に頼んで、調査をやってくれることはまずないでしょう。例えば友人宅に同意を得て入り、家人が席を外した隙にコンセントの中に盗聴器を仕掛けるといった行為自体は犯罪になりません。住居侵入が疑われて初めて警察が動ける状況が生まれます。盗聴器の電波が強い場合には電波法違反で立件される可能性があります」

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が言う。

「警察が動けば情報が漏れる恐れも高まる。普通は民間業者に頼みますよ。滝川氏が“大臣の妻だからいつでも警察を動かせる”という認識でいるのなら、あまりにも庶民の感覚からかけ離れている。奥さんの独断か否かは分かりませんが、警察が動いた以上、小泉氏には説明責任があります」

 妻による“警察の私的利用”との疑いも浮かび上がった今回の「事案」。果たして世間はどう見るだろうか。

 前編では、滝川クリステル氏の一言をきっかけに警察が動くことになった顛末について報じている。

週刊新潮 2026年7月2日号掲載

特集「小泉防衛相『豪邸』で異変? 妻滝川クリステルの一声で警察が『盗聴器』大捜索」より

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