「自分が家族の一員なら…」 “結婚に興味がなかった”「37歳女優」の心を動かしたお相手とは
指輪で返事
24年3月、染八さんの父で師匠の林家小染さんが逝去。落ち込む自分を支えてくれた彼女に「結婚するならこういう人」との思いが募る。結婚に興味がなかった由佳さんもこの時、自分が家族の一員ならもっと役に立てたのに、と思った。
25年1月27日。彼がデートの帰路に「これからもずっと一緒にいたいです」。その意味を問う彼女に改めて「結婚したいです」と指輪を出した。受け取った由佳さんの答えはまたも「ありがとう」のみだった。
2月14日。彼の自宅での夕食後、バレンタインチョコと共に「ホンマに私でいいですか」と尋ねながら、彼がくれたのと同じブランドの指輪を渡した彼女。彼は無論OKするも、想定を上回る太い薬指に指輪が入らない。小指のサイズにぴったりだったのが救いだ。
両家あいさつを経て11月22日に入籍。階段がめでたい紅白色である喜楽館での祝賀会はあやめさんの発案。「お祝い金」名目の入場料で入った一般客を含め、約100人が門出を祝った。新婦のお色直しの間、師匠クラスの噺家(はなしか)が客席に陣取る中で染八さんは、年末に餅つきすらできない夫婦の悲哀を面白おかしく描いた「尻餅」を一席。「一番やりにくい落語だった」と苦笑する。
彼は「今日も明日も二人で楽しいのが理想。いつかは芝居と落語で二人のイベントをできたら」。
その横で由佳さんは「結婚したから(染八さんが)売れるようになったと言われるのが理想」と笑う。互いの「ありがとう」の言葉が溢れる家庭になりそうだ。




