ウクライナ軍のドローンがロシアの重要拠点を次々に急襲…「プーチン大統領」の苦悩があらわとなった「対ドイツ戦勝記念日」軍事パレードの異様な光景
戦車が登場しない軍事パレード
「ロシアは国家の威信をかけ、必ず5月9日に大規模な軍事パレードを開催してきました。ところが今年のパレードは大幅に縮小され、何と戦車やミサイル車両といった兵器が全く登場しなかったのです。世界の外交・軍事関係者は大きな衝撃を受けましたが当然でしょう。ロシア軍は古いものを大切にする傾向があり、骨董品のような兵器も倉庫で保管しています。ところがパレードに旧型戦車すら姿を見せなかったことから、【1】戦車などの兵器は苦戦が続くウクライナ戦線に全て回されており、パレードに使う余裕がない、【2】ウクライナの長距離ドローンはモスクワの空爆も可能であり、パレードに兵器を出すと攻撃される危険性が高い──の2点が推測可能です。さらに今年のパレードに参列した他国の外交団が極めて少なかったのですが、これは【2】を心配したからでしょう。巻き添えを食うのはゴメンだというわけです」(同・軍事ジャーナリスト)
その一方で、北朝鮮軍はパレードに参加して注目を集めた。軍事ジャーナリストは「ロシアがウクライナとの戦争で、いかに北朝鮮に“依存”しているのかが伺い知れる場面でした」と指摘する。
多重債務者を募集するロシア軍
いっそのことパレードを中止すればよかった気もするが、その場合は今以上に注目を集めた可能性がある。まさに「進むも地獄、退くのも地獄」という厄介な事態だったわけで、プーチン大統領にとっては苦渋の決断だったはずだ。
軍事ジャーナリストは「4月以降のロシアは“外”では最前線での苦戦、“内”では経済的苦境に苦しむという、文字通りの“内憂外患”という状況だと思います」と指摘する。
さらにロシア軍は兵士のなり手がいないことに悩んでいるという。何しろ50万人の戦死者が出ている可能性があるからだ。
第2回【ロシア兵「50万人が戦死」の衝撃…深刻な“兵士不足”に頭を抱えるプーチン大統領が「借金2000万円帳消し」をエサに入隊を呼びかける窮状】では、何とロシア軍が債務の帳消しを条件に多重債務者に入隊を呼びかけている驚きの実情や、異常な数に達した戦死者について詳しくお伝えする。
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