「人として信じられない」とまで言われて 新・和歌山のドン「世耕氏」は復党できるか

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二階王国から世耕王国に

 言っていることに筋が通っていないわけではないのだが、「人として信じられない」とは随分キツい物言いである。

「石井氏らしいストレートな物言いでしたね(笑)。党内の声をそれなりに反映していたものだとも感じました。具体的には“2月の電撃解散で大勝した結果、衆院で議席が1増えたところで意味がないでしょ。(参院は少数与党なのだから)参院議員のままでいれば良かったんだ。それならひれ伏してでも執行部は復党をお願いしに行ったはず”“自身が会長として参院で率いていた清風会(すでに解散済み)は世耕氏の復党のために積極的に動いている印象はないね”などといったものです」(同)

 世耕氏は和歌山を二階王国から世耕王国へと“体制変更”するタイミングを虎視眈々とうかがっていたとされる。

「和歌山県の衆院小選挙区が1減となって二階元幹事長が不出馬・3男・伸康氏が後継出馬した2024年10月の衆院選は世耕氏にとって絶好のタイミングだったのでしょう。過去に“国のかじ取りを担ってみたい”などと発言したこともあり、鞍替え出馬しない選択肢はなく確かにその後、和歌山は世耕王国になりました」(同)

自分のおかげで高市氏は

 しかし、2024年10月というのは党紀委員会から最も重い処分の1つである「離党勧告」が下ってからわずか半年。そういった世耕氏の行動が自身の復党のさまたげとなってしまっているのだとしたら皮肉な話だろう。

「現在、世耕氏自身は復党に自信を持っているようです。“高市氏が去年の総裁選で勝利できたのは自分(=世耕氏)のおかげだ”といったことを話しているとも聞きました。具体的に自らの指示で20票ほど動かしたという話も出回っていました。それを恩義に感じている高市氏が世耕氏の復党のために手を差し伸べるはずだというわけですね」(同)

 世耕王国となった和歌山県連、裁判の進捗、首相の考え、党内の空気……それぞれが同じ方向を向いているとは言い難い中、そう簡単に復党が決まるとは思われないが、果たして――。

デイリー新潮編集部

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