最終回前「GIFT」に「ありえない」と大荒れ 視聴率狙いの“鬼脚本” 過去の「日曜劇場」でも繰り返された手法

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視聴率は下落基調

 背景には視聴率があると、TBS関係者は明かす。

「TBSが潤沢な制作費を投入している日曜劇場は世帯視聴率2桁がマストですが、『GIFT』は4月12日放送の初回の9.4%をピークに下落基調となり、5月31日放送の第8話は6.0%と危険水域に突入しています。視聴率を急浮上させる起爆剤が、主人公級キャラの急死なのです」

 こうした“鬼脚本”は、実は日曜劇場で過去にも繰り返されているという。例えば2021年放送の「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の第10話では、爆弾テロで“死者ゼロ”の記録が崩壊。犠牲となったのは、主人公の救命救急医・喜多見幸太(鈴木亮平)の最愛の妹であり、医系技官・音羽尚(賀来賢人)に想いを寄せていた喜多見涼香(佐藤栞里)だった。

「こうした“鬼脚本”によって『TOKYO MER』の世帯視聴率は10話の13.5%から最終回は19.5%に跳ね上がりました。両ドラマとも、TBSの平野俊一氏が演出を担当しています(『TOKYO MER』は複数演出体制で、そのうちの一人)。2021年4月期に放送された阿部寛主演の『ドラゴン桜』第2シリーズでも、第6話で女子高生が父親から暴行を受け、顔を腫らすという描写があり、大きな波紋を呼びました」(前出のTBS関係者)

 狙いはいったい何なのか。

「それは“鬼脚本”が視聴者の感情を揺さぶる最も即効性のある手法だからです。無難でハッピーな展開が続くよりも、予測不可能な悲劇や理不尽な状況をあえて描くことで物語への没入感を高め、SNS等での口コミを強力にバズらせるのが目的でしょう。スポンサーとしては、主要キャラの突然の死はイメージ悪化につながるケースもあるので、あまり望んでいないといいます。それでもあえて“鬼脚本”にするのは、最終回に向けて一気に注目を集めたい制作側の“確信犯”のようなところもあるでしょう」(同)

 14日放送の最終話では、涼の病状を知っていた伍鉄の責任を問う声があふれる中、伍鉄たちを窮地に追い込む暴露記事も出てしまう。星になった涼。そして宇宙を愛する伍鉄が出す最後の答えとは。最終回は“神ストーリー”となるのだろうか。

デイリー新潮編集部

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