「大戸屋」で初デート、自然に部屋で会うようになり… “囲碁名門一家”の彼女と結ばれた棋士の結婚ウラ話
「同棲してもよろしいでしょうか」
23年11月から同棲を始めるにあたり、10月に正織さんは初めて羽根家を訪れた。「昔からテレビで見てた人の家に行くんだ」とド緊張。
前夜は脳内であれこれと初手、二手目を考えた。当日、手土産を渡し「同棲してもよろしいでしょうか」と、冷や汗をかきつつ直樹九段に告げた。四天王が怒髪天を衝(つ)くかと慄(おのの)いたが、「はい、どうぞ」「仲良くやってください」――。
極度の緊張は5分とたたず解けた。彼女の昔のアルバムやビデオを見た正織さんは「家族の皆さんが言われる以上に(彩夏さんが)かわいかった」とノロける。
推しのユーチューバー
昨年春ごろから正織さんは友人の結婚式に招かれる機会が増え、結婚への意識が高まった。彩夏さんも家族旅行で5人きょうだいが集まり結婚の話題になった。加えて推しのユーチューバーがゴールインしたことで、互いに「そろそろかな」「いつする?」といった会話に。タイミングの合うところで籍を入れようと決めた。
昨年9月、正織さんの実家を訪れた彩夏さんに、最も驚いたのは囲碁に詳しかった彼の15歳上の兄。直樹九段のタイトル戦などを熱心に見ていたことから「え? そんな人が!?」といった反応。
今年4月からNHK Eテレ「囲碁フォーカス」のMCを務め、囲碁の魅力を伝える活動にも力を入れる彩夏さん。囲碁一家に育つも「のびのびと自由にやりたいことをやらせる」という家風で、彩夏さんは自身の子どもに囲碁を強いる考えはなく、「好きなことを大切にしてほしい」と話す。
目下二人のブームはキャンプ。星空を眺めてデジタルデトックスし、「囲碁のことも考えない」と彼。そんな時間があればこそ、研ぎ澄まされた感覚が盤上で発揮されるのか。「自分らしい碁を追究したい」との思いに“愛の力”が加わって、次なる一手に要注目!





