巨人に「チャンス到来」の交流戦終盤 橋上代行の野球はオーソドックス…要所でずっと使い続けた方がいい“4人”は【柴田勲のコラム】
走者を溜めての一発が最も効く
橋上秀樹監督代行はオーソドックスな野球をしているし、ベテラン勢も阿部慎之助前監督よりは起用している。
いまの巨人打者の顔ぶれを見てメインになるのは、もろい面はあるがトレイ・キャベッジ、ボビー・ダルベック、大城卓三、そして丸佳浩の4人だと思う。
巨人打線は四球、単打、四球でつないでも、ここ1本が出ない。坂本勇人が5月13日、福井の広島戦で延長12回にサヨナラ3ランを放ったように、走者を溜めての一発が最も効く。
3日のオリックス戦で丸が代打で逆転満塁弾を放ったのも同様だ。打率が1割台でも大きな魅力だ。
私は「丸3番固定」が持論だが、この丸を含めて4人を要所でずっと優先して使う。引っ込めない。調子が悪いから外す。それではダメだ。
本塁打を打てる打者は、1シーズンを通して起用すれば必ず数字を残す。
浦田俊輔と泉口友汰は打ち方がいい
吉川尚輝と坂本は残念ながら不調に陥っている。ヘッドが下がっているから速球にはついていけず、遅い球に対してはこねる。泳いでしまう。
その点、浦田俊輔はヘッドが下がっていない。打撃が良くなっている。泉口友汰も一時調子を崩したが復調してきた。2人とも打ち方がいい。
9日からは仙台で楽天3連戦、そして交流戦最後はベルーナドームで西武との3連戦だ。現在2位の西武は交流戦初Vを狙っているという。最後の3連戦がカギを握るかもしれない。
阪神が今年もまた交流戦で振るわない。巨人は楽天に最低でも2勝1敗で乗り切って西武戦に臨んでもらいたい。
巨人にチャンス到来だ。
(記録などは8日現在)





