「えもいわれぬ色気」を持つ脚本との出会い 柄本佑×坂西未郁監督、映画『メモリィズ』を語る
ランチのパスタ、窓の外に見えた夕焼け、道端で思いがけず出会った猫……。思わずスマホで撮影したひとこまを、誰かに送って「ねえ見て」と言う。相手は届いた写真を見てふっと微笑む。映画『メモリィズ』は、私たちがふだん当たり前のように行なっている「撮影」という行為に光を当てた作品だ。映画ライターの月永理絵氏が、主演の柄本佑氏と坂西未郁監督に話を聞いた。
物語は何気ない日常の風景で構成される。妻と娘が待つ東京を離れ、九州の田舎町へとやってきた雄太(柄本佑)。...

