「警察のやり過ぎではないか 「巨人・阿部前監督」問題を鈴木宗男議員が国会で追及 満たされていた逮捕理由の2要素とは

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「父とはすでに仲直りした」

 鈴木氏はこの件を受け、ブログで持論を展開した。

 阿部前監督について《愛情を持ってのことだったと私なりに推測する》《いかに子どもと言えども受け止めによって愛情、親切が仇になってしまうこともある》と評したうえで、阿部前監督の長女がChatGPTに相談したことについて《お母さんがそばに居たのだからAIよりもなぜ身近な人に相談しなかったのか。ゲーム感覚的に機械に頼るこの流れになんとも空々しい思いにかられた》と指摘。

 長女の手紙にあった「父とはすでに仲直りした」との文言に触れ、《ならば逮捕する必要性があったのか、ふと疑問に思う》《何の為に逮捕したのかきちんとした説明がない。事実関係を把握し、逃亡の恐れのない人を、しかも凶悪事件ではない人を逮捕している》《警察の対応は過剰な反応ではと受け止める次第だ》《いずれにせよ機械に頼り、人間関係をないがしろにした出来事である。警察になんと言ったか、児童相談所も説明責任があるのではないか。諸々事実関係をはっきりさせなくてはならないと考える》

警察庁とのやり取り

 その鈴木氏が2日の法務委員会に登場し、本件を取り上げた。参考人として出席した警察庁の山田好孝生活安全局長とのやり取りは以下の通り。

 鈴木氏は「それなりの社会的地位で知名度のある方でもある。任意同行だとか、身体拘束を伴わない選択肢や、別の捜査の進め方があったのではないか」「(被害者などの)プライバシーにかかると言うなれば、私は、子どもの目の前で逮捕する。そっちの方がプライバシーの問題が大きいんじゃないでしょうか? あなた方はプライバシーの履き違えをしている」「私はこの阿部監督の件は現行犯逮捕するまでの事案でないと思っています」「時々、警察が間違った判断をする最たるもんだと。冷静に考えれば警察が行っても穏やかに済んでいる話を一方的に現行犯逮捕だという流れに私は考える。ちょっと行き過ぎてないか」などと主張した。

 山田氏は刑事訴訟法における「現に罪を行い、又は現に罪を行い終った者を現行犯人とする」との要件を説明した上で、阿部氏について「警視庁から、現に罪を行い終わったものと認めて現行犯逮捕したと報告を受けている」と説明した。

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