急増中「孤独死保険」の補償内容 「お風呂で亡くなったケースで700万円以上の支出になることも」

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月額数百円

 孤独死保険は、こうした「原状回復」や遺品整理、場合によっては家賃まで補償するというもので、先の日本少額短期保険協会によれば、支払い実績は、10年間で4倍にも増えている。2025年3月時点で、1年間の支払い実績は2220件に上った。

「いわゆる孤独死保険は当協会の加盟社が2010年に初めて販売をスタートしていますが、国も孤独・孤立対策を推進していることで近年、注目されるようになりました。現状では大家さんがアパートなどを運営する際に加入する“大家型”と、入居者が契約の際に加入する“入居者型”に分けられますが、圧倒的に多いのが入居者型です」(広報担当者)

 保険料は、大家型だと1部屋当たり月額数百円。入居者型は2年間で2万円程度だという。

 最近では大手損保会社も孤独死保険に参入してきている。あいおいニッセイ同和損害保険では、4年前、自治体向けの孤独死保険を発売。名古屋市が契約し、高齢者のために保険料を支払うという事業を開始したのだ。こちらは入居者が亡くなった後の“おはらい”のサービスまで付いている。

 独居の高齢者はこれからも増える。孤独死保険が当たり前の時代になるのかもしれない。

週刊新潮 2026年5月28日号掲載

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