職場での“男の短パン”に「自宅じゃないんだから!」の猛批判…実際に嫌がられているのは“本人に伝えづらい見た目の問題”ではないか

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 今年も酷暑が予想される中、東京都が「東京クールビズ」と題し、職場での服装や働き方を見直すことを発表。職員のハーフパンツ着用をOKとしたことが波紋を呼んでいる。ネットでは「家じゃねぇんだよ」「見ていて不快」などと散々な言われようである。

 実はこの論争、2007~2009年頃も発生したことがある。その頃も概ね上記のような否定的な論調が多数を占めた。「大人の短パン、アリ? ナシ?」といったタイトルの新聞記事も散見された。

 要するに、短パンはいい年した男がはくものではない、という論である。今回はもう一役ついて、「職場」というさらに高いモラルと公共性が求められる場所の話のため、余計盛り上がっているのだろう。【中川淳一郎・ネットニュース編集者】

業種や人によって可否が決まる

 私自身、この25年間、暑い時期は短パンで仕事をしている。が、大事なプレゼンに行く時や、役所やお固い企業での打ち合わせ、大物への取材の時は長ズボンを穿いている。要するに短パンは正当な仕事着ではない、という認識はあるのだ。だが、普段の仕事ではまぁいいではないか、と思い続けて25年が過ぎてしまった。とにかく暑いから短パン・サンダルで仕事をするのだ。

 ここでは、なぜオッサンの短パンが疎まれるのかについてと、配慮すべき点は何か、について記してみる。短パン勤務歴25年の“ベテラン”からの助言である。

 その格好が許されるかどうか、というのは、その人のキャラというか、属人的な面がかなり関連する。また、その人の属する業種によっても決まってくる。例えば、芸能人が短パンでロケに来ようがそれを咎められることはないだろうし、フリーランスが打ち合わせに短パンで来ても大丈夫なことが多い。さらに、スーツ姿のサラリーマンが短パンの学生バイトを連れてきても「学生だからね……」と許されがちである。要は、環境とマッチするか否かなのだ。

 業種にしても、私は2001年からIT系企業とかれこれ20年近く深くお付き合いをさせていただいてきたが、2010年代は猛烈に暑かったこともあり、男性社員は短パン・サンダルで出社する者がそれなりの人数でいた。それについて問題視はされていなかった。また、広告と出版業界も短パンの人は時々いる。

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