「93万枚」が廃止されていたマイナンバーカード このままでは“第2の住基カード”に? 「多くの人が“便利さ”を感じていない」
第2の住基カードに
「避難所を訪れるごとにカードリーダーで読み取り、避難者数などを把握したそうです」(荻原氏)
Suicaのほうが便利だったということか。
「マイナンバーカードの発行には時間がかかりますからね。それに、Suicaぐらい便利でなければ普及はしません」(荻原氏)
マイナンバーカードは今後どうなるのだろう。
「日本は形だけの“なんちゃってIT”ばかりのように思います。コロナ禍ではコロナ関連であれば予算が付きましたし、今はIT関連であれば予算が付いている。予算を取るためのITでは、マイナンバーカードも便利になることはないでしょう。カードの期限は発行から10回目の誕生日までですから、当初に取得した人はちょうど今、更新時期です。自分では更新作業がままならない病院に頻繁に通うようなお年寄りは、資格確認書があれば十分ですから更新もしないでしょう。マイナンバーカードに便利さを感じなかった若者も更新しない。さらに10年経ったときには、第2の住基カードになっているかもしれません」(荻原氏)
そんな中、マイナンバーカード取得の義務化を検討するよう、自民党が政府に提言する予定であることが、5月19日付の朝日新聞で報じられた。記事によると《デジタルの恩恵をすべての国民が感じられる社会を目指す》ためには《国民全員がマイナカードを取得している前提が必要》なんだとか。
まずは国民の声に耳を傾けたほうがいいのでは?
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