「波瑠を逃したのはテレ朝の失態」 視聴率右肩下がり『未解決の女』に抜てきされた「黒島結菜」の“運のなさ”

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 4月からシーズン3を迎えた、鈴木京香(57)が新たに主演を務めるドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)が苦戦中だ。理由として挙げられるのは主演女優の交代だが、実はもっと“複雑な事情”があるという。

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波瑠の不在

 4月16日の初回放送こそ、視聴率9.3%と上々の滑り出しを見せたが、その後は8.5%(2話)、7.8%(3話)と右肩下がりの続く『未解決の女』。民放キー局関係者によれば、

「今年1月に最終回を迎えた沢口靖子(60)主演の看板長寿番組『科捜研の女』に代わる候補として、局内外から期待が寄せられていただけに肩透かしを食った気分です。2018年に放送されたシーズン1の平均視聴率は12.9%、20年放送のシーズン2が同12.6%でしたから、今シーズンの序盤が低調であるのは確かでしょう」

 理由については、

「シーズン1と2で主演を務めた波瑠(34)の不在が響いています。波瑠といえば、“いま最も数字の取れる女優”の一人ですが、彼女は4月から日テレ系の新ドラマ『月夜行路 ―答えは名作の中に―』で、麻生久美子(47)とダブル主演を張っている。この6年の間に事務所の移籍や俳優・高杉真宙(29)との電撃結婚などがあったとはいえ、波瑠を逃したのは“テレ朝の失態”と言われても仕方ありませんね」(同)

“不運”のイメージ

 波瑠もシーズン3の1話と2話において、少しだけサプライズ出演しているのだが、数字に影響を与えることはなかった。その穴を埋めるべく、今シーズンから鈴木京香の“バディ”役に抜てきされたのが黒島結菜(29)である。スポーツ紙デスクが言うには、

「番宣のスナップショットでも鈴木の隣に立つなど、ダブル主演級の扱いです。彼女が演じるのは、ドラマの舞台である警視庁捜査一課・特命捜査対策室に赴任してきた警察庁キャリア組の新係長。鈴木扮する刑事・鳴海理沙の上司に当たり、ともすれば“憎まれ役”にもなりかねない難しい役どころです」

 黒島の出世作といえば、ヒロインを務めたNHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』(22年放送)だが、

「脚本に難があり、視聴率は低迷しました。一方で、波瑠の『あさが来た』は連続テレビ小説として今世紀最高の視聴率を記録し、その後の飛躍へつながった。それに比べ、黒島は以降も出演作に恵まれず、“不運”のイメージが付きまとうことに。例えば、ドラマ『クロサギ』(TBS系・22年放送)や『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』シーズン5(フジ系・25年放送)では地味で暗い役だったこともあり、演技が機械的に映る場面が少なくありませんでした」(同)

過去に引きずられた感想

 今ドラマでも、黒島は日本刀での立ち回りを魅せるなど奮闘しているのだが、一部の視聴者からは「感情表現が乏しい」などと、過去の印象に引きずられたような感想が漏れている。

「16年の『時をかける少女』(日テレ系)で連ドラ初主演を果たした当時の黒島を指して、広瀬すず(27)や有村架純(33)を彷彿とさせる“逸材だ”と評価する声は多かった。しかし、以降は二人と違った独自のキャリアを歩みます。24年には元THE BOOMのボーカル・宮沢和史(60)の息子で俳優の宮沢氷魚(ひお・32)との事実婚を発表して世間を驚かせたこともありました」(前出のデスク)

 業界内からも「もっと良い役を与えてやれよ」との声が上がる黒島。局肝いりの作品と出会い、再び輝きを取り戻すか。

週刊新潮 2026年5月21日号掲載

ワイド特集「まさかの坂」より

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