先発コマ不足解消へ…巨人が「トレード補強」の可能性 大本命は「山岡泰輔」 放出要員に名の挙がる驚きの「ドラ1野手」とは
1軍の座が保証されていない
ただ、実績がある先発投手をトレードで獲得するのは簡単ではない。巨人サイドも1軍のレギュラー級の選手を交換要員にする必要があるだろう。巨人OBは語る。
「山岡クラスの投手を獲得するなら、門脇誠や浅野翔吾がトレード要員になるのでは。門脇は1年目に坂本勇人を押しのける形で遊撃の定位置をつかんだが、2年目以降は攻守に精彩を欠いて、今は泉口友汰の後塵を拝しています。今年は二塁の吉川尚輝が両股関節の手術で4月下旬まで不在でしたが、代役で起用されたのはプロ2年目の浦田俊輔でした。門脇は守備固め、代走が主な役割で1軍の座が保証されていない立場になっている。身体能力が高く、野性味あふれる選手なのでくすぶっているのはもったいない。オリックスは二遊間が手薄なのでチャンスは十分にある」
太田泰示放出の過去も
浅野はドラフト1位で獲得して今年が高卒4年目。トレードで放出することは考えにくいが、前出の巨人OBの考えは違う。
「巨人に入団してから年々輝きが失われている感じがします。昨年は4月に打撃の状態が上がらず3軍降格を経験し、その後も右手の骨折で離脱するなど29試合出場で打率.187、2本塁打とふるわなかった。今年は肉体改造で体重を95キロに増やしましたが春季キャンプ早々に右ふくらはぎ肉離れで戦線離脱。こういうケガは首脳陣の印象が良くありません。秋広にも共通しますが、浅野は外野の守備に難を抱えていることもネックです。送球に不安があるため、守備力を重視する巨人の中でスタメン起用しづらい。高卒ドラフト1位で入団した大田泰示をトレードで放出した過去がありますし、浅野もトレードのコマになることが考えられます」
浅野は故障から復帰してファームリーグで18日現在、30試合に出場し、打率.299、1本塁打、13打点をマーク。10日のロッテ戦で左越えアーチを放つなど打撃の状態が上がっている。が、15日に今季初めて一軍練習に合流したものの、昇格は見送られた。巨人の1軍の外野陣は来日2年目のキャベッジ、パンチ力のある佐々木俊輔、育成から支配下昇格で売り出し中の平山功太のほか、FAで加入した松本剛、ベテランの丸佳浩がいるなど、競争は激しい。中山礼都は打率1割台と打撃不振から抜け出せず、2軍に降格したが、外野の守備力は低くない。
昨年のシーズン途中に獲得したリチャードは77試合出場で11本塁打といずれも自己最多の数字をマークし、長距離砲の片鱗を見せた。今年もシーズン途中のトレード補強を敢行するか。巨人の動向が注目される。
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