5月15日に「ちいかわ」ハッピーセット発売! 前回は“大混乱”だったマクドナルドを発売当日に訪れると…店内は“意外すぎる雰囲気”に包まれていた
マックがない地域の需要を取り込む転売ヤー
そもそも、なぜ転売が起きるのか。その理由はシンプルで“需要があるため”である。とりわけ、今回の玩具のような限定グッズは、地方など入手難易度が高い地域に住む人にとっては困った存在である。東京ならマックはあらゆる駅前にあるイメージだが、自動車を2~3時間ほど走らせないと店がない地域も普通にある。
以前に「デイリー新潮」で報じたように、秋田県の地方都市・湯沢市には今年初めてマックが出店する。それだけで市民全体を巻き込むような大ニュースになり、県内最大手の新聞「秋田魁新報」が大々的に報じ、「(地元出身の)菅義偉総理誕生以来の衝撃」と報じたサイトまであったくらいである。マックはどこにでもあるチェーン店ではないのだ。
限定グッズを転売屋から買う人が多いのは、そういった“マック難民”といえる地域の需要が一定数あるためだと思われる。また、「グッズを転売すれば、実質タダでハンバーガーが食べられる」という需要も一定数あるようだ。浅ましい気がするものの、物価高が続く現代においては、理解できなくはない気持ちであろう。
マックのグッズは質が高くて、安い
マックのハッピーセットの玩具は、ターゲット層である子供だけではなく、一般の推し活層からも注目される。それは、グッズの完成度が高いためである。アニメショップなどが販売するグッズは、単に絵をアクリルの板にプリントしただけのものが多い。言ってしまえば手抜きでしかないのだが、そのくせに高いのである。
ところが、そこはさすがマックである。オリジナルでデザインが起こされ、触り心地もよく、エンタメ性も考え抜かれている。創意工夫されたグッズが多いうえ、安い。完成度が高くて安いのであれば、推し活層が欲しがってしまうというのは当然ではないだろうか。
筆者の要望であるが、アニメショップはもう少し気合いを入れて、質の高いグッズを作ってほしいものである。それでいて、たびたび需要予測を読み違えてグッズを枯渇させてしまい、炎上騒動を起こしているのもアニメショップである。マックの企業努力を見習ってほしいものだ。










