“完全な無駄遣い”と異論噴出 テレビ朝日が開発した「AI早河会長」の評判

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「会長にお伺いを立てる前に……」

 元テレ朝プロデューサーの鎮目博道氏が言う。

「確かに今、テレビ業界ではAIにナレーションの原稿作成などを任せて、番組制作を効率化していこうという試みが始まっています。そういう意味ではテレ朝がAIを開発・導入しようとするのは理解できます」

 しかし、と続ける。

「なぜそれが高齢の会長の考え方を模したAIでなければならなかったのか。社員は早河会長にお伺いを立てて、その一存で動いています。会長の意向をAIに尋ねる必要があるのでしょうか。彼は手短に要点だけ話さないと怒り始めますからね。会長にお伺いを立てる前に、事前に話す内容をAIに相談して、本人から怒られないかチェックするというのが有効な使い方なのかもしれません」

 ドラえもんのひみつ道具「どくさいスイッチ」は邪魔な人間を消せる恐ろしい道具だ。テレ朝の“独裁AI”は同社に何をもたらすか。

週刊新潮 2026年5月7・14日号掲載

ワイド特集「すべらない話」より

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