“すっぴんブス男”が絶世のイケメンに…はてにゃん(31)を変身メイク系インフルエンサーにした“母が突きつけた残酷な事実”

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メイクで拓けた新しい道

 中学を卒業すると、夜の街・歌舞伎町へと足を踏み入れ、ホストとしてのキャリアをスタートさせた。

「中学時代は勉強が苦手だったので、卒業したら働こうと決めていました。ただ、地元では就職先といえば工場くらいしかなくて……。そんな時、メンズナックルのカメラマンさんに紹介されたのがホストだった。最初は夜職への偏見もあって迷いがあったのですが、体験入店してみたら意外にも肌が合って。この世界でやってみようと思いました」

 やるからには、常に全力投球。歌舞伎町のホストという弱肉強食の世界に身を投じるやいなや、そのパーフェクトなメイクで瞬く間に頭角を現し、1年足らずで月1,600万円の売り上げを叩き出すナンバーワンへと上り詰めた。

「この時にお金の動かし方や接客のスキルを培って、20歳のときに独立してバーの経営を始めたんです。そこで、『一人でもお客さんを増やしたい』という思いから、ウケを狙って集客目的のYouTubeを始めたところ、たまたまそれが大当たり。お店よりも個人としての発信に力を入れていったら、インフルエンサーになっていった感じです」

“美貌のメイク男子がすっぴんを晒し、メイクを教える”というコンセプトは2016年当時にもインパクトがあった。いまも人気の「非モテ男子が“垢ぬける”動画」の原型を作ったのが、はてにゃんなのかもしれない。

夢だった芸能の仕事も

 現在、すっぴんからの劇的なビジュアル変化や、そのギャップを逆手に取った「すっぴんドッキリ」は、彼のSNSの鉄板ネタとして、投稿のたびに爆発的な反響を呼んでいる。その勢いはネットの枠を超え、2017年には『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に出演し、2022年からは東京MXテレビでの準レギュラーに起用されるなど、タレントとしても活躍している。

 活動の幅はさらに広がり、2020年に仲間たちとインフルエンサー・バンド「めくるめく」を結成し、はてにゃんはギターを担当。今年の4月に鳥取で開催された「SAKYOU FES.2026」では、シェネルや愛内里菜、DJ KOOといった錚々たるアーティストと共演を果たした。7月には沖縄でのフェスの出演も控えているという。

「この先も、美容系クリエイターとしての活動を右肩上がりで続けていくことが僕の願いです。ただ、メイク一本だけではいずれ限界が来る。だからこそ、音楽活動など新しい挑戦も並行して行ってアップデートを続けています」

 芸能人になることは、昔からの夢だったと話す。その夢の原点は、14歳の時に自分を変えるために始めたメイクだった。

「メイクを覚える前は、モテない自分に自信をもてず、女性と目を合わせて話すことさえできませんでした。実はいまも、すっぴんの自分は人権ないくらいに思っていますが(笑)。でも、僕は化粧を覚えた。メイクで顔を変えられるようになってからは、『モデルや芸能人のような憧れの世界に挑戦してもいいんだ』と、自分の可能性を信じられるようになったんです」

「メイク」という武器を手に入れたことで、人生を切り拓く自信や覇気をも手に入れた、はてにゃん。

 続く後編記事【「男の化粧は令和のマナー」チート級メイク術の美男子が説く“すぐに清潔感が爆上がりする2アイテム”】では、なぜ今、男性にもメイクが必要なのか。さらに、「ここを変えるだけで劇的に好感度が上がる」という即効テクニックまで、化粧で人生を変えた彼に、令和のメイク論を直撃する。

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