日テレ新番組で発覚した「和久田アナ」の“意外な弱点” 「彼女のアラが見えないような構成になっていた」

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 NHKの元エース格、和久田麻由子アナ(37)をMCに据えた、毎週土曜日午後10時からの新番組「追跡取材 news LOG」(日本テレビ系)が4月25日に始まった。落ち着いた声音はいつも通り。だが視聴率はあえなく惨敗し、初回では意外な弱点ものぞかせた。

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日テレの本気度

 初回放送への注目ぶりは、裏番組の「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)に出演中の三谷幸喜氏が、司会の安住紳一郎アナに向けてこう口走ったことでも分かるだろう。

「安住さん、ついに始まりましたよ!」

 和久田アナといえば、NHKで「ニュースウオッチ9」「ニュース7」など主要な報道番組のキャスターを務め、紅白歌合戦の司会や東京五輪の開会式中継も担当した超花形。彼女を引き抜いた日テレは実力派の森圭介アナを相棒に配し、本気度を示した格好だ。

まるでNHK

 25日のOA(オンエア)では日テレの米国特派員がトランプ大統領に直撃を試みるところから始まり、続いて岩手県大槌町の山火事、ミラノ・コルティナ五輪で活躍した選手らの凱旋(がいせん)パレードを取り上げ、最後に元スピードスケート選手の高木菜那・美帆の姉妹対談を放送した。が、

「和久田による現場取材や、初回を飾るような有名人への目玉インタビューの類いがあるわけでなし。彼女の喋りもまぁ、無難に過ぎて、全体の時間も短かった。終わってみれば単にニュースをつないでいるだけにも見えましたね」

 と、古巣NHKの関係者。

「良くも悪くもNHKの番組のようだったといいますか。うちは“台本、構成、リハーサル”が番組づくりの基本で、和久田も脱線やアドリブは不慣れなはず。彼女は2度目の出産準備のため2024年3月で『ニュース7』を降り、昨年10月に『未解決事件』で復帰したものの、これは収録番組でした。育児に追われ、しかも生放送は2年ぶりとなる彼女に対する日テレ側の配慮も感じました。要は彼女のアラが見えないような構成にしたと」(同)

わざとらしい表情

 他にも気になる点が。

「画面隅に丸く切り抜かれたワイプ画面に映った彼女は大きく何度うなずいたり、眉をひそめたり。かと思えば目をパッと見開いて驚いてみせたりと、表情の変化がややわざとらしかった。NHKでは花見中継や年の瀬でにぎわう商店街ルポといった“話題モノ”でしかワイプを使いません。硬派な報道モノでどんな顔を見せるべきか戸惑い、やり過ぎてしまったのでは」(前出のNHK関係者)

 NHKの優等生ならではの弱点が見えたわけか。視聴率は3.8%。安住アナの「7days」の10.4%に大きく水を開けられた。

慣らし運転

 ただ日テレ関係者いわく、これらは「作戦通り」で、

「新車の“慣らし運転”のようなものですよ」

 と、余裕を見せるのだ。

「過去の例を見ても草野仁、フジに移籍した大塚範一、TBSの膳場貴子と、NHK出身アナはおおむね信頼感があって長持ちする。勝負はこれからです。特にわが日テレにとっては一昨年、『news zero』のMCだった有働由美子アナをテレ朝に引き抜かれ、次の目玉を探す中で和久田さんが来てくれた。ありがたい話で、だから長い目で育てたいと考えています」(同)

 ――“慣らし運転”が順調にいけば、次の展開も?

「もちろんです。現在は、幼な子2人の面倒を見る彼女の事情を考慮して週1回のみの出演ですが、いずれは『zero』や『every.』といった月~金枠で放送する基幹ニュース番組の顔になってもらいたい」(同)

 底力を発揮して、表情が真に輝く日は来るかしら。

週刊新潮 2026年5月7・14日号掲載

ワイド特集「すべらない話」より

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