「僕は死亡適齢期に達している」と言う横尾忠則にとっての“死” 「生の終わりだなんて考えたことはない」
ここ数年というか10年以内に随分大勢の友人、知人を亡くしました。大半が1960年代に知り合った著名人達です。こうした人達は僕が20代後半から、30代の初頭にかけて出合い、何らかの形で一緒に仕事をしてきた人達です。
現在僕は89歳で、今年の6月の誕生日を迎えると90歳になります。彼等の大半は年長者です。もし生きている人がおられるとそのほとんどが90代になっておられますが、そんな友人、知人はほんとに5本の指に満たないほどの数です。
そして驚くのは僕より年少者がすでに沢山亡くなっているのです。...

