“原爆の爪痕”に肉薄した『ヒロシマ』の衝撃…巨匠・土門拳“金字塔的写真集”の原点は創刊2年目の「週刊新潮」にあった
「写真界の直木賞」
現在、東京・新宿のニコンプラザ東京 THE GALLERYで、第45回土門拳賞受賞作品展が開催されている(5月12日まで。その後、大阪でも)。今回の受賞作は、永橋和雄氏の写真集『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』(三省堂書店/創英社刊)。中国西部、チベットの世界遺産「ポタラ宮」周辺を、長年にわたって記録した労作だ。
土門拳賞は文字通り、写真家・土門拳の業績を讃え、毎日新聞社が主催している賞だ。木村伊兵衛写真賞が「写真界の芥川賞」と呼ばれ、こちらは「写真界の直木賞」などと呼ばれる。...

