ヤクルト、評論家の最下位予想を覆す“快進撃”…“圧巻の投球”に他球団が舌を巻く「2人の新戦力」とは
勢いは本物か、それとも一過性か
池山隆寛監督の「送りバントに頼らない」方針が際立つ。犠打数はわずか2で、12球団でも突出して少ない。他球団のアナリストはこう指摘する。
「無死一塁からの送りバントは確率的に非効率とされています。日本では依然として“まず進塁”という発想が強いですが、ヤクルトはそこに頼っていない。村上が抜けて長打力が落ちた状況なら小技に寄りがちですが、むしろ逆の選択をしているのは興味深い。一方でリスクが大きい作戦と言われる盗塁は積極的で、リーグ上位の数字を残している。限られた戦力で得点を取りにいく意思が明確です」
4月18日の巨人戦では、1点を追う9回裏に田中陽翔と丸山和郁の連続二塁打で追いつくと、丸山が三塁へ盗塁。最後は長岡の適時打でサヨナラ勝ちを収めた。相手は守護神のライデル・マルティネス。この1勝の価値は大きい。
2015年、2022年と前年最下位から優勝を果たしているだけに、今季も同じ軌道を期待する声は少なくない。勢いは本物か、それとも一過性か。池山ヤクルトの戦いは、シーズンの行方を占う試金石となりそうだ。
※成績は4月22日試合終了時点










