2年の時を経て「ファン」から「妻」に… 「初デートから9カ月」交際に踏み切れなかったワケは“責任感”

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オーシャンビューのテラス席で……

 24年9月22日、糸島の海岸沿いのレストラン。オーシャンビューのテラス席で横並びに座り、海を眺めていた二人。「向こうが奇麗だね」と彼が盛んに指さす先を眺めていると、突然佑香さんの目の前に婚約指輪が。一瞬見て目をそらした彼女に「見てほしい」と彼が促すが、「見られない」と彼女。ようやく指輪を直視した佑香さんに「結婚してほしい。これから二人で一緒に頑張っていこう」と琳さん。彼女も「よろしくお願いします」。その日に彼女の実家に泊まる予定だった琳さんはどう報告したものか緊張したが、佑香さんが自宅に着くや否や「見て~。プロポーズしてもらった~」。

 両親に祝福され、琳さんの思いは杞憂に終わり、24年の「いい夫婦の日」(11月22日)に入籍した。

アスリート夫のために手料理を

 琳さんは25年2月末で九電工を退社し、東京を本拠地とするMABPマーヴェリックに移籍。教員だった佑香さんは3月末の離任式を終えたその日に東京へ。当日は合宿中で彼は不在だったがようやく同居が始まった。駅伝のオフシーズンに当たる今年2月に念願の披露宴。陸上関係者や旧友ら100人ほどが祝った。

 実家ではあまり料理をしていなかった佑香さんだが、アスリートの夫を気遣い、鉄分の多い小松菜やアサリ、肉の赤身といった具材を使った料理を振る舞う。「出社前に料理をする時間も楽しい」と彼女。「何でも話し合える関係をずっと」と約束し合い、「自宅が二人にとっての温かい居場所になるように」と誓っている。

週刊新潮 2026年4月16日号掲載

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