「食べていない・寝ていない・参謀いない」高市首相をめぐる不安の連鎖

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問題視されているのは

 高市氏は7日、参議院予算委員会で記事について質問され、「完全な誤報」だと強く否定した。

「それまで高市氏は内々では記事に対して特にリアクションをしていなかったようです。冷静に受け止めていたというところでしょう。今井氏に関しては溝があるというよりも考え方が違うということでしょう。求められればアドバイスはするが、それを受け入れるか否かは高市氏の判断であって、さすがに受け入れられないシーンが続くようなら今井氏は身を引く覚悟をしているはずです」(同)

 今井氏との関係性が悪くなろうと、それ自体は官邸内部の話だと言えるかもしれない。しかし、現在問題視されているのは、高市氏にはまともな参謀がいないという点だそうだ。

「高市氏が求めているのは耳の痛い意見や進言ではなく、自らの考えに同調してくれるイエスマンたちで、それが木原稔官房長官や尾崎正直官房副長官ということです。政策面の話し相手だと木原誠二元官房副長官、政局については夫の山本拓元衆院議員といったところのようですが、基本的には自分の意見を通している印象です」(同)

サラダやチーズを口に

「参謀なし」に加えて「寝ていない」「食べていない」も話題になるどころか、官邸内では公然の秘密となっているようだ。

「睡眠時間の短さについて高市氏は何度か国会で言及しています。決して首相の激務アピールではないでしょうが、過去にそういう首相はいなかったように記憶しています。2~3時間と聞くと、青少年には教育上良くない印象もありますよね(笑)。加えて、以前から“忙しくなって睡眠時間が減ると食欲は減退する”と話していたことがありました。現在も実際に食欲があまりないようで、サラダやチーズを口にしたりサンドウィッチをかじったりする程度でおなかが膨れてしまうとか。似たような状況は政調会長時代にもあったかと思います。岸田文雄首相(自民党総裁)のころですね。その際には一時、連絡が取れなくなったことがあったと記憶しています。数時間くらいのレベルだったと思いますが、色んなものの処理や判断がやってきて思考停止になってしまったのかもしれません」(同)

 政調会長も重責ポストではあるが、むろん総理大臣はその比ではあるまい。物価高からイラン情勢まで国難続きの日本にあってトップが「食べていない・寝ていない・参謀いない」の「3ない状態」で思考停止に陥られては困るのだが……。

デイリー新潮編集部

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