福岡1強で佐賀は最下位…「ケンミンSHOW」の九州SPに「ネタにマジレスながら“地域マウンティング”って不毛では?」佐賀在住の編集者が明かした地元のホンネ
不毛な「地域マウンティング」
「自虐」は構わない。だが、自虐を強いる空気感は健全ではないのでは。普段から佐賀県で熱烈な歓迎を受け、佐賀愛を語るどぶろっくだが、全国番組で佐賀をいじられてあのような発言をせざるを得ない空気感を察したのであろう。バラエティ番組においては正しい姿勢なのかもしれないが、実際、佐賀県民は今回の番組に対して静かな怒りを抱いている。
知り合いの佐賀県民からは、どぶろっくに対しての失望も聞かれた。散々長崎県民からバカにされたのだから、せめて「佐賀のことを通過点だの何だの言うんだったら、長崎の県境で新幹線の線路、切ってやるぞ」「福岡・大分・長崎・鹿児島に繋がる鳥栖ジャンクションで、他県ナンバーからは通行税3000円取ってやろうか?」ぐらいはブチかますべきだったのでは。滋賀県民が京都と大阪の人間に対して「なんだったら琵琶湖の水、止めてやるぞ」と言い放つように。
いずれにせよ、この「地域マウンティング」というものは極めて不毛である。今回は九州内での比較だったが、全国レベルになった時に今回の一軍たる福岡・熊本・鹿児島はどこに位置するか? ないしは世界レベルになった時にニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、北京、上海、香港、ソウル、バンコク、シンガポール、ドバイ、プラハ、ベルリン、ロンドン、パリ、ローマ、バルセロナあたりと比較になるか。
この「大九州スペシャル」は、“お山の大将”争いをテレビ局がけしかけ、“いじめ”の構図を想起させるようなうすら寒い内容に映り、極めて残念に感じた次第である。









