「辺野古を埋め立てるのが悪い」発言の「社民党幹事長」 今度は「基地反対派」への「直筆応援メッセージ」が発覚 問われる問題意識

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幹事長は沖縄へ

《党トップが党ナンバー2の言葉にまるで責任を覚えていない。国会で首相の責任を追及する際は勇ましいが、自身の問題だと逃げ腰となる》

《福島瑞穂さんは、社民党の党首の資格はない。というより政治家の資格もないと思う》

 政治部記者は言う。

「実は福島氏も大椿氏も同じ抗議船に乗ったことがあるとXに書き込んでいました。もっとも、服部幹事長の発言に対しては怒っていたそうです。怒っていたのは矢面に立たされていた沖縄の社民党系組織も同様で、発言後、幹事長はお詫びと調整のために沖縄を何度も訪れていました。党首選に関わるどころではなかったのです」

 党首選の決戦投票日の4月5日にも服部幹事長は沖縄にいたことが判明した。しかも、あれだけ発言が批判された後であるにもかかわらず、辺野古移設反対運動の活動拠点である辺野古漁港に足を延ばしていた。そこには通算8000日以上も抗議の座り込みが行われているテントがあり、現在は犠牲者を追悼する献花台が設けられている。すぐそばのメッセージボードの中央には、こんな書き込みがあったのだ。

沖縄でエール

《この悲劇を乗り込えて/平和をつくりましょう!(4/5)/社民党幹事長 服部良一》(原文ママ)

 その文章は犠牲となった高校生に対してではなく、事故を引き起こした当事者であり捜査対象にもなっている辺野古の活動家に向けたエールとしか読み取れない。服部幹事長にとっては、犠牲者の追悼や事故の原因解明より反基地運動のほうが大切なのだろうか。本当に幹事長はここに来て書いたのか、社民党の沖縄県連合に確認すると「確かにその日、幹事長は辺野古に行き、ボードに書き込みをしていました」と認めた。前出の政治部記者は言う。

「福島党首は服部幹事長が今年2月の衆院選で沖縄2区の候補者調整に失敗したことにも不満を持っていたそうです。もともと沖縄2区は社民党唯一の衆院議員・新垣邦男氏(69)の地盤でしたが、昨年11月に離党。新垣氏は中道連合の公認候補となり衆院選に出馬しましたが、社民党はこれを認めず刺客候補を立てました。結局、野党共闘が崩れたことで、両者とも落選してしまいましたが……」

 とはいえ、そもそも新垣氏が離党したのは福島党首に対する不満からだと聞く。

「党首なんだから参院ではなく衆院に転出するよう提案したそうですが拒否されたとも聞きますし、福島党首による“独裁的党運営”が理由と報じられたこともありました。党首が党首なら幹事長も……社民党はボロボロです」(政治部記者)

 服部氏の書き込みを知れば、被害に遭った女子高生の遺族は何と思うだろうか。

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