「万引きしたらどうなるのか、試してみただけや」 逮捕された名投手・米田哲也氏の現在 「家賃5万円が払えない」極貧生活は変わらず
プロ野球史上、歴代2位の通算350勝を誇る大投手が、缶酎ハイ2本を万引きした衝撃の事件から1年。窃盗罪で20万円の罰金刑を受けた米田哲也氏(88)が、事件後初めてトークショーに登壇した。豪快な発言で会場を沸かせたが、今なお未解決の問題があるそうで、本人に近況を聞いた。
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「めちゃくちゃ給料が安かった」
奈良市にある雑居ビルの3階、普段はバレエ教室として使われている一室で4月5日13時から、トークショーは開催された。
米田氏は満席となった45名の観客を前にして、
「僕らの時代はめちゃくちゃ給料が安かった。今の選手の10分の1です。自分が阪急でもらった最高金額は年俸1780万円」
と、サラリー絡みの逸話を冗舌に披露。会場は笑いに包まれた。
家賃を滞納
米田氏は1977年の現役引退後、兵庫県西宮市でスナックを経営したもののうまくいかず、廃業の憂き目に。85年に購入した同県芦屋市のマンションも2002年、競売にかけられた。そうして零落した彼は昨年3月25日、同県尼崎市の自宅からほど近いスーパーで計303円の缶酎ハイ2本を盗む。逮捕された時は生活保護を受けていたという。
現在も米田氏は昨年の逮捕時と変わらず、築およそ50年の木造アパートに妻と二人で住んでいる。当時は約8年分の家賃が未納で、計500万円ほど滞納していた問題があった。改めて大家さんに尋ねると、
「状況は同じで、引き続き月5万円の家賃は受け取れていません。私が元阪急ファンだから米田さんを許しているわけでは決してないのですが、もはやご高齢で支払いは無理だと思っています。催促するのもやめてしまいました」
「試してみただけ」
1年前の万引き事件について、イベント後にご本人に話を聞いた。
「あんなこと(万引き)をしたらどうなるのか、試してみただけや。普段、ヤクザや警察が出てくる本をよく読んどるから、興味があったんよ。でも、今はせえへん。俺、警察とは仲良くなったしな。お世話になった若い刑事が“ご飯でも連れてってください”って言うてきたんで、ホンマに行こうと思ってるんや」
アパートの家賃が未納である問題は「ウン」とあっさり認めた。
4月9日発売の「週刊新潮」では、米田氏の現在の生活ぶりと、記者にこぼした名球会に対する本音を詳報する。















