「日本一高価な住宅地」は“意外な場所” 不動産業者も「あそこが1位というのは不思議」
複雑な手順
毎年3月に発表される、1月1日時点での公示地価を決めているのは、国土交通省が設置する「土地鑑定委員会」だ。メンバーはベテランの不動産鑑定士や大学教授など7人である。
不動産アナリストの森島義博氏が解説する。
「公示地価の価格というのは、住所番地そのものではなく、近隣一帯の価値を指しています。赤坂1丁目の件のマンションはあくまで標準地であり、そこが必ずしも日本一高いというわけではありません。そもそも公示地価は、かなり複雑な手順で決められる。具体的には以前の取引事例との比較、賃貸に出した場合の収益性、取得価格といった三つのモノサシを使い、これらを比較衡量する。また“格差率”という指標もあって、交通の便や道路の広さ、安全な環境、周辺施設など、何十という項目にプラスやマイナス点をつけて総合点を出すのです」
なるほど、世界最強国の大使公邸と日本を代表する高級ホテルが目の前にあり、いつも警察官が見張っているという治安の良さ。やはり日本一であっておかしくない。




