ノーノー献上も今季のロッテはひと味違う? サブロー監督がチーム改革に活かす「意外すぎるレジェンド」の金言 ダントツ最下位からの下剋上なるか

スポーツ 野球

  • ブックマーク

厳しいだけでなく、明るさも

 ルーキーイヤーに一軍を経験し、2年目以降にプロの厳しさを知り、再び這い上がってきた……といえば、今季、開幕マスクを任された松川もそうだった。昨季の一軍出場は僅か6試合でノーヒット。課題は明白だったが、今季はバットだけではなく、リード面を称賛する声も多く聞かれた。とくに11対0のワンサイドで勝利した第2戦を指して、「集中力を途切れさせず、登板した4投手を完封リレーに導いた」と、他球団のスタッフも褒めていたのは上述の通りである。

「サブロー監督は昨季途中に二軍監督から一軍ヘッドコーチに配置換えとなり、右バッターの被打率の高さで悩んでいた小島和哉(29)に、打者目線でイヤだと思う左投手の特徴を話したり、西川の打撃指導を行ったりもしていました。登録は捕手ですが、外野守備に就いてブレイクした寺地は、二軍時代に鍛え上げた一人です」(前出・スポーツ紙記者)

 監督就任時の会見から掲げていた“昭和の猛特訓”だが、打撃練習では4班に分け、フリー、ティー、ロングティー、ベースランニングをさせた。練習メニューが多く、一日が長いチームはたくさんあるが、選手たちはその合間に着替えと称してコッソリ休憩を挟んでいる。だが、ロッテは4班に分かれた全員がグラウンドにいる形態なので中身の濃い練習となった。さらに「ガヤーズ」と命名し、ノック待ちの選手にも声を出させた。

「厳しいだけではなく、明るさも」がサブロー監督のチーム改革である。最下位からの逆襲は始まっている。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。