入学シーズンの風物詩…「定期券購入」の大行列はいつになったら解消される? “みどりの窓口”激減で「さらに混雑が増している」の声も
みどりの窓口減少の影響はあるか
――よくある定期券の書類不備とは、どのようなものでしょうか。
A:定期券購入のために学校が発行する書式はバラバラなのですが、なかには書き間違えると訂正印が必要な欄がある例があります。もちろん、学校の訂正印です。そこをお客さま自身で記入してしまい、そのままみどりの窓口にお持ちになった場合は、トラブルになることが多いです。
窓口ではどうしようもないので、「ここは誤記入されていますが、学校さんの訂正印が必要ですよ」とお伝えすると、親御さんが「わざわざ駅まで来たのに、また学校に持って行けというのか! 通学証明書があるからいいだろ!」とお怒りになることが多いです。
確かに面倒ですし、お気持ちはわかるのですが、こればかりは本当に窓口ではどうすることもできないので……。難しいですね。
――先ほども少し話が出ましたが、みどりの窓口の減少は各地で進みましたよね。そのしわ寄せで大きい駅が混雑するなどのトラブルはあるのでしょうか。
A:影響はあります。最初にお話しした通り、新入生の通学定期は、対面での確認が必要な場合が多い。そのため、どうしてもみどりの窓口がある駅が混雑してしまいます。他にも、みどりの窓口が撤去されて券売機だけになった駅では、係員が1人1人確認しながら、係員用の操作モードで発売しているため、時間がかかっているようです。
繰り返しになりますが、地方はまだまだ磁気定期のエリアがほとんどです。こればかりは、ネットだけで完結できていません。人力に頼らざるを得ない状況があり、それが混雑に繋がっていると思います。
せめて、定期券がもっとスムーズに買えるようになれば鉄道の利便性が高まると思うのですが、何か画期的なシステムが生み出されない限りは、混雑が続くものと考えています。そのあたりは、駅員として大変に心苦しいのですが……。






