高市早苗首相「タバコの本数は増加傾向」 ストレス増は誰のせいなのか
激怒シーン
「高市氏としては年度内成立が限りなく難しければそこにこだわらず、結果として離反してしまった国民民主にも声をかけられたはずだ、との思いがあります。参院の対応には激怒していました。もっとも繰り返しのようになりますが、高市氏が無理なスケジュールで衆院を解散しなければ現状ほどハードルは上がらなかったと思います」(同)
予算案の年度内成立が難しくなるにつれて、「せっかく無理を承知で通したのに」と衆院側から不満がもちあがってきた。
「“参院が年度内で行ける”と言っていたから強引な形で進めてきたのに、それが頓挫するなら努力が報われないだろうと衆院の国対メンバーは考えています。例えば坂本哲志衆院予算委員長の表情がそれを物語っていますよね、生気がないと言うか。参院側もウソをついたわけではありませんが、少数与党としてやれることの限界は当然あるでしょう」(同)
結局、高市氏は年度内成立を断念したという。
首相周辺の心配
今回生じた軋轢(あつれき)はこれから禍根を残しそうだ。
「予算成立のタイミングでW不倫問題が報じられた松本洋平文科相の更迭が取りざたされています。内閣支持率が下がっていくようなことがあれば、特に国会対策で汗をかかされイヤな思いをした面々は黙っていないでしょう。高市氏は現在抱えている関節リウマチの疾患を中心に、健康に関して慶応病院の医師のアドバイスを受けていると聞いています。増えるタバコの本数とストレスは本人にとっては“過去にある程度繰り返されたこと”くらいのレベルかもしれませんが、首相という立場ですから周辺はかなり困っていて、厳しい視線を投げかけています。これ以上ストレス増がエスカレートしないように、体調悪化がこれ以上進まないようにと祈るような思いで見つめていると言いますね」(同)
衆院選に歴史的大勝を収め、ただでさえ他党から恨みつらみを買いかねない現状の中、予算案の年度内成立をゴリ押ししようとした代償は小さくなさそうな印象だ。
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