急逝した父親の“遺産2,000万円”が「半年で半分になってしまった…」浪費癖が染みついた30代独身公務員を救った“シンプル過ぎる荒治療”とは【FPが助言】
残す側へのアドバイス「年金型という選択肢も」
岩切さんは、この事例を通じて財産を残す側である親世代にも警鐘を鳴らす。
「大金が一気に入ってくると、誰でもおかしくなる可能性があります。せっかく残した資産を正しく使ってほしいのであれば、年金形式(分割)で受け取れるように設定しておくのも一つの手です」
例えば、信託。家族信託や、障害がある子供であれば、特定贈与信託という制度もある。
また、生命保険の死亡保険金を年金で受け取ってもらうように、事前に受取人との間で話しておくのも手だ。ただし、保険は受取人が一括受け取りを選べてしまうので、どうしても心配な人は生命保険信託という方法もある。
もちろん、保険商品に頼るよりも、現金で一括で受け取って自分で運用するほうが実質的な利回りがよくなる可能性は高い。
「少しでも有利にお金を増やしてほしいのか、お金を正しく使ってほしいのか。目的を明確にし、わが子の性格に合わせた残し方を考える。それもまた、親ができる『資産防衛術』ではないでしょうか」
※プライバシー保護のため、事例にはアレンジを加えている。





