いつ告白したらいいのか分からず… 17年「ほぼ恋愛経験ナシ」の40歳男性が「笑顔がカワイイ」年下妻と結ばれた理由

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お風呂上がりにプロポーズ

 交際開始は即ち結婚への道である。同月下旬、山口県へ帰省した彼女は彼を伴い、両親と祖母に紹介。祖母は「いつ結婚するん?」。両親は「まだ付き合ったばかりよ」と慌てたが、彼は結婚の意思を告げ、両親と深く話し合って安心してもらった。その後、同県の名勝・角島へ二人で1泊旅行。ホテルのプライベートビーチは夕日が輝き人影はない。求婚にはうってつけだったけれど、彼は「心から愛しています」という“プレ・プロポーズ”にとどまった。

 ツアーなどで全国津々浦々を訪れる彼女に「(求婚の)コーディネートは全部任せる」と言われ、彼女の未訪問地・淡路島で6月7日に、と彼は決めた。事前に花束やスーツ、計画書をホテルに送り、到着早々、部屋付きの豪華露天風呂を尻目に彼女を大浴場に向かわせ、自身は着替えて準備万端、部屋で待っていた。

 やっと戻ってきた彼女の前にひざまずき、「結婚してください」。彼女の頬に涙が流れた。「お風呂上がりで写真が撮れなかったよ」と後でお叱りはあったが……。

 ほどなく式場探しに着手。出会いのホテルで挙式できると知り、スケジュールを縫って華燭(かしょく)の典を挙げた。

 妊活も始めたが「こればかりは授かり物。授かれればいいし、そうでなくても二人で歩めたら」とは圭慧さん。雄次さんは家庭という「安心する場所」を得た喜びをかみ締める。表現し、創作する二人の仕事でも、いつか交わる日が訪れるか。

週刊新潮 2026年3月19日号掲載

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