「サナエトークン」に続いて「W不倫大臣」も登場とトラブル続発でも「これだけはやる」と高市首相が思いをこめるテーマは2つ

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絶対に成し遂げたいこと

「これだけは絶対に成し遂げたいこと」とは何なのか。

「給付付き税額控除と憲法改正です。給付付き税額控除について高市氏は恒久的な仕組みとして導入する方針を示しています。この制度は低中所得層の負担軽減を目的としていて、高市氏の国家観にかなうものなのでしょうね」(同)

 恒久化をめぐっては、公平な給付のために必要な所得の正確な把握のハードルが高いことや事務手続きの複雑さが指摘されているが……。

「高市氏はここでも“なぜできないの?”と言っています。自ら“悲願”とまで言っていた消費税減税についてはまるでやる気を見せず、スタンスの違いは鮮明ですね」(同)

 憲法改正についてはどうか。

「これは自民の党是ですし、高市氏も当然積極的です。ただし、衆院では圧倒的多数でも参院では少数与党ですから、そこをどうクリアしていくのか、改憲テーマをどうするのか、9条からやるのか、緊急事態条項を設けるのか……など懸案は少なくありません」

リベラル寄りの

「改憲勢力を集約して多くの政党が乗れそうなテーマを絞って発議にこぎ着けて国民投票に持ち込んでも過半数を越えなければ、それこそ内閣は吹っ飛びます。特にリベラル寄りのインフルエンサーを懐柔するなど、水面下で前さばきも必要になってくると言われています」(同)

 そもそも国民の多くは物価高など目の前の問題への関心が強い。憲法改正には多大なエネルギーを要するが、そこに注力することにどれほどの共感を集められるかは、その時の社会状況によってもかなり左右されることとなる。

 気合いや勢いで突破できる問題ではないゆえ、先日の総選挙のように「(憲法改正をしたい)私か、私以外か」といった二択を求める手法は通用しづらい。根回しも含め、さまざまな手練手管が求められるということになるのだが、高市官邸にその意識、知見はあるだろうか。

デイリー新潮編集部

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