「参院はオレの意向次第」と見せつけ? 「高市さんも頼らざるを得ない」自民党幹部の顔
グループの立ち上げを画策
3月末までの新年度予算成立を目指す高市首相にとって、参院での審議遅滞は死活問題だ。その行く末を左右する石井氏は、師匠(ハマコー)譲りの“武闘派”の顔も持つ。
「2月17日の記者会見では、派閥裏金問題で離党した世耕弘成衆院議員の自民党復党について“あり得ない”と明言。党執行部を強くけん制しました」
背景には、石井氏が画策するグループの立ち上げが透けて見えるという。
「解散した参院平成研のメンバーが参加予定ですが、旧安倍派の参院議員でつくる清風会の会長だった世耕氏が復党すれば、思い描く参院の“石井1強”体制が揺らぎかねませんからね」
そんな石井氏を苦々しく眺めるのが、同じ派閥ながら参院側と事あるごとに対立してきた、旧茂木派を率いた茂木敏充外相だ。両者の対立は根深く、石井氏らは昨年10月の党総裁選で、茂木氏ではなく小林鷹之政調会長を支援したほどだ。
「11人の新人が加わった麻生派をはじめ、旧派閥や各グループは取り込みが順調ですが、旧茂木派は加入者が伸び悩んでいる。茂木さんがいまだ諦めていない首相の座に就くには、石井氏との関係改善が不可欠です」
春を迎えて雪解けするか。



