これでは指導者はムリ!? 元WBC戦士「福留孝介」氏のYouTube発言に賛否 エラーをしても「僕のせいじゃない」…先輩・井端監督との「不仲」証言も

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扱いやすいタイプではない

 福留氏が天才打者だったことに異論はないだろう。現役時代に中日、阪神のほかメジャーでプレーし、通算2450安打をマーク。02年に打率.343で首位打者を獲得して松井秀喜氏の三冠王を阻止するなど、ミート能力と長打力を兼ね備えた強打者として活躍した。

 国際舞台でもWBCに2度出場。06年の第1回大会は打撃の状態が上がらなかったが、スタメンから外れた準決勝・韓国戦で7回1死二塁の好機に代打で出場すると、先制2ランを右翼席に叩き込み、この一打が決勝打になった。実況が「生き返れ福留!」と絶叫した直後の本塁打は、侍ジャパンの名場面として人々の記憶に刻まれている。決勝のキューバ戦でも9回に代打で2点左前適時打を放ち、初代王者の立て役者に。09年の第2回も出場して大会連覇に貢献している。

 契約更改での発言が話題になったことも。06年に打率.351、31本塁打、104打点で2度目の首位打者に輝き、リーグ優勝に導きMVPを受賞したオフの契約更改で、年俸2億5500万円から大幅アップの年俸4億円を希望したが球団の提示額は届かなかったため保留。記者会見の席で「言葉で『良い評価』と言って頂いても、僕らは数字に出ないことには言葉だけでは寂しいし、自分から簡単に降りる気はない」と発言した。

「『福留は金にがめつい』という声がありましたが、彼はプロとして対価に見合った金額を受け取るべきという思いが強かったのだと思います。当時は福留に限らず、契約交渉で球団とバチバチやる選手が多かったですしね。11年に東日本大震災が発生した時は100万ドル(当時のレートで約8000万円)の義援金を寄付したことが後に明らかになりましたし、決してドライな人間ではない。ただ、指導者として声が掛かるかというと難しいかもしれません。若手の時に比べたら性格が少し丸くなりましたが、プライドは高い。球団からみると扱いやすいタイプではありません。卓越した打撃技術を若手に伝授して欲しい思いがありますが…」(スポーツ紙デスク)

次期中日監督は井端氏が最有力

 福留氏は22年限りで中日を現役引退後に古巣の社会人野球・日本生命で特別コーチを務めている。今後、NPBの指導者としてユニフォームを着ることはあるだろうか。中日OBは次のように指摘する。

「井上一樹監督の後任は、侍ジャパンの監督を終えた井端さんが就任する可能性が高い。福留さんの入閣はないでしょう。年月が経ってメディアで共演していましたし、今も不仲であることは考えづらいですが、2人の波長が合うわけではない。中日以外の球団でオファーがあるかもしれないですけど、そもそも福留さんがNPBでコーチをやりたいのか分からない。社会人野球で選手を指導しながら、プロ野球やメジャーを解説する今のライフワークがあっているように感じます」

 現役時代の実績を考えると将来は監督になっても不思議ではない人材だが、今後も「我が道」を貫くのだろうか。

 今WBCでは、日本テレビ系のスポーツ番組などで解説を行っている。

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