高市首相はなぜ“物議答弁”を繰り返すのか…「私に恥をかかせるな」「中小企業のオヤジ、社長みたい」「壁を取っ払うのがお好きな御党」 歴史的圧勝で「全能感が透けて見える」と識者
「首相の三大欲望」
伊藤氏は理由の一つとして衆院選での大勝を挙げる。2月の衆院選で自民党は追加公認を含めて316議席を獲得した。これは自民党の結党以来、単独政党としては戦後最多の議席数になる。高市首相は自民党総裁として党の歴史に名を刻んだと言える。
「政治の世界には『総理大臣の三大欲望』というものがあります。一つ目は『一日でも長く首相の座に就く』、二つ目は『解散総選挙で大勝する』、三つ目は『歴史に名を残す』です。高市さんは二つ目の欲望を現実のものとしました。実際のところ、舞い上がるなと言っても無理でしょう。舞い上がっているように見えますし、全能感とか万能感が全身に満ちている印象も受けます。高市さんの答弁や発言からは、そうした精神状態が透けて見えていると思います」
ところが、である。あくまでも舞い上がっているのは「高市さんの半分だけ」だと伊藤氏は指摘する。
では、もう一つの「高市さんの半分」は何を考え、どんな狙いで問題答弁を繰り返しているのか?
第2回【高市首相「私に恥をかかせるな」と、安倍元首相「辻本さんより人はいい」の“決定的な違い”…識者は「高市さんの場合は皮肉やジョークがシャレになっていない」と指摘】では、高市首相が師と仰ぐ安倍晋三氏が首相だった時の国会答弁を振り返り、二人の“人間性”の違いに迫る──。
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