「大谷翔平にバックを」 高市首相「WBC始球式」で検討されていた幻のシナリオ 背番号には複数プランが
背番号は?
2013年、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の師弟コンビに国民栄誉賞が贈られた。その後、5月5日に東京ドームで開かれた表彰式に当時の安倍晋三首相は参加し、始球式で松井氏が投手、長島氏が打者、そして安倍氏は球審役として巨人軍のユニフォームを身に着け、大役を務めた。
「安倍氏の背番号は『96』で、表向きには第96代首相にちなんだとしていましたが、一方で憲法96条を想起させる、改憲へのアピールではないかと話題になりました」(同)
96条は、「憲法の改正のためには衆参各議院の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し、その後の国民投票で過半数の賛成を得て承認されること」を要件としている。
「安倍氏のひそみにならって背番号でのアピールやアピールまがいも検討されていました」(同)
高市氏は第105代首相だから「105」は候補のひとつだった。
諸般の事情が許せば
「その他、早苗からイメージされる『37A』などが想定されました。が、『サナエトークン』騒動が露見したこともあって“サナエというワードが悪目立ちしない方が良いのでは”との意見が出て、さらに別の背番号候補も検討されたと聞いています」(同)
ちなみに憲法に105条は存在せず、37条は刑事事件における被告人の人権を保障する条文になる。過去の政権を見ても、アスリートをプロパガンダに利用しようとした場合、批判にさらされるケースは珍しくない。また、高市氏は東日本大震災の追悼式に関して「諸般の事情が許せば出席」するという投稿の文言が一部で批判を浴びている。下手に始球式に出席すれば「そっちは諸般の事情が許したんですね」等、揶揄されることは必至だった。
結果として「見送り」は賢明な判断だったと言えそうだ。
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