「モッツァレラボディ」で涙の家族会議 「芸能界をやめるか、井口家から出ていくか」究極の選択を迫られた井口綾子
タレントと家業の二本柱
しかし、この華々しいデビューが家族に波紋を広げることになる。父は「まあ、いいか」と渋々オッケーしてくれたが、祖母が大反対した。
「『芸能界をやめるか、井口家から出ていくか』という話になってしまったんです。絶縁の危機でした。それで家族会議が行われて、色んな人が涙を流して、最終的に(芸能活動を)許してもらいました」
そこからタレントとしてテレビに出るようになり、バラエティ番組などで活躍するようになる。小池栄子や若槻千夏のように、グラビアからバラエティへ、そして演技へ――それが王道ルートだと思っていた。
当時、20代半ば。バラエティ番組では「爪痕を残そう」と必死だった。本来の自分よりも背伸びをし、攻撃的なキャラクターを演じて周囲に噛みつくこともあった。今思うと、恥ずかしくて、見返せない感じだという。
その後、少し仕事をセーブし、2024年からは父親が経営する美容室「EXCEL」で経営を学び始めた。芸能活動と並行して、美容室で求人や新規店舗のプロデュース、商品のEC販売などを手掛ける。さらには、経営者の話を聞くYouTubeや、事業承継をした経営者の話を聞くラジオ番組のMCもしている。
昨年、「子宮頸部高度異形成」という病気で手術を受けたことを公にした。
「以前は無理をしていましたが、今は肩の力を抜いています。面白いことはプロの芸人さんに任せ、私は私のできる範囲を頑張ればいい。最近は病気を公表したこともあって、検診の啓発をするイベントに出させてもらったりしています。タレントと家業の二本柱ですね」
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第3回【「性交渉が原因」「自業自得」予見された“誹謗中傷” それでも、井口綾子が病名公表に踏み切ったワケ】では、井口が自らの病を公表した理由を語っている。
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